benjaminbannyのブログ

うさぎ飼いのシングルマザー管理栄養士

ふたりはともだち

息子が小さい頃 とにかく絵本をたくさん読みました。

子どものお気に入りの絵本と 親のお気に入りの絵本。

時々お気に入りがピタリと一致すると、親子で絵本の世界に引き込まれてしまう。 私は登場人物の声をいくつも使い分け ついつい本気で色んなものになりきってしまい、 時々ふと我に返り私もなかなかやるなぁ、と思いつつ、息子は私の腕まくらでぴったりくっついてまっすぐな目で読み聞かせに聞き入っている。

そんな時間がたくさんたくさん積み重なって 絵本がいつしか昔話や童話の文章だけのものになり、小学校5年生ぐらいまで寝る前にはおはなしを読んでいました。

さすがに小学校高学年になってくると まぁ聞いてやってもいいけど。感がありつつも、わりと聞き入って気がつけばコトンと眠りに落ちていた息子です。

この歳でお母さんの読み聞かせで眠る子はどうなんだろうと思いつつ、 なんか習慣付いていてやめ時がわからなかったのか…

寝る前の読み聞かせで、かなり長い間私たちがハマっていたのが アーノルド・ローベルの かえるくんとがまくんのシリーズです。

お兄さん風?の長身の彼がかえるくん、 ぽっちゃり系でちょっとわがまま素直ながまくん。 この二人の友情がなんとも言えず微笑ましく、ときに読んでて切なくなってしまうくらいお互いを思い合っています。 がまくんが毎度どんくさいことをやらかしますが、かえるくんはいつも優しくサポート。そしてどんな時もがまくんを許しています。

私もかえるくんみたいになれたら… そんな風に思ったものです。

息子はいつもがまくんにイラッとしつつも、 2人の温かい友情にポカポカして眠りについていました。

これは寝室の電気スタンドの灯りが似合う絵本ランキングに入っております(笑)

今でも我が家の玄関では ふたりが仲良くお見送りしてくれています☺️